熱量のある仲間や特別な出会いを得られる場所

現在のご職業、業務内容について教えてください。
BCUに参加した当時は、今治市の地域おこし協力隊として活動していましたが、2026年3月に任期が終了しました。現在は今治を拠点に株式会社を立ち上げ、会社役員として、宿泊業、飲食業、そして、プロデュース業を営んでいます。育ちは東京で、社会人1年目まで過ごしていましたが、母の実家がある今治に2023年に移住し、活動を始めました。

当時、BCUに参加しようと思った理由はどんなものだったのでしょうか?
BCUのウェブサイトを見て、「情熱スイッチが入った」という直感的なものがきっかけです。
そもそもBCUの存在を知ったのは、地域でローカル観光や合宿型のイベントを企画していた際に、今治で同様の活動をしている競合を調査していた時でした。その時に2022年の報告書を見つけ、「参加したい!」と思ったのですが、2023年は募集がなかったため、2024年の開催を待って、応募しました。
当時は、今治市の地域おこし協力隊になって2年目でした。BCUに参加することで得られる経験値、出会い、メンターの方々からの知恵や姿勢は、自分の将来にとって非常に大きいものになると感じました。また、BCUの舞台が今治であることも、参加を決めた大きな理由です。

記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。
率直に「本当におもしろかった」と感じています。特にメンターのみなさんは、普通に生きていたら出会うことのないような、第一線で活躍されている方々ばかり。そんな方々が自分たちの考えていることに、真摯に向き合ってくれたことは、非常に貴重な機会でした。
プログラム期間中、メンターの方に地域おこし協力隊を卒業した後の計画について相談したことがあります。「そもそも町をよくするって何?」「地方創生するって何?」「それは誰のためにやるの?」といった、活動の核に迫る本質的な問いかけをいただきました。当時の私は、この問いに対して明確な回答を持っていなかったことにハッとさせられました。
BCUに参加したことでどのような学び・成長がありましたか?
メンターからのその問いに対して、今たどり着いた一つの答えは、「結局は、そこに住んでいる人たちと向き合っていくこと」だと思っています。「持続可能性」を持って街を良くしていくためには、非営利団体などではなく「ちゃんと事業として会社としてやっていこう」という覚悟を決めるターニングポイントとなりました。
また、BCUを通じて得た一番の学びは、「情熱をまっすぐにぶつけたら、同じ熱量で応えてくれる人が必ずいる」ということでした。それはメンターや関係者だけでなく、今治に住んでいる人々との間でも同じでした。こちらが熱意を持って人付き合いをすれば、相手も深く返してくれます。
大人になってから情熱を注げる機会は多くないので、その環境に飛び込めたことは良い機会だったと感じています。また、熱量のある人たちと出会えたことも私にとって大きな収穫でした。

BCUでの経験が今の仕事でどう活きていると思いますか?
BCUでやったことの延長線上に今の仕事があるので、すべてが活きています。
当時は、「自分はこれだけやれている」と思っていても、審査員やメンターの方々の見えている世界はそれよりさらに上にありました。その高い視座を体感できたからこそ、今でも「もっと上を目指そう」と自分を鼓舞する力になっています。
また、BCUで出会った方々とは今でも継続的に情報交換をしたり、一緒にプロジェクトを動かしたりと、大切なつながりが続いています。

これからBCUに応募しようと思っている人へメッセージをお願いします。
BCUはどの年代の人にもおすすめできますが、学生にとっては「社会人と一緒に活動する機会」として、社会人にとっては「熱量のある仲間や特別な出会いを得られる場所」として、特に価値があると思います。
もし今、参加しようか迷っている人がいるなら、一言だけ伝えたいです。「迷っているぐらいなら、飛び込んでみてください!」

